著述家、奥崎 謙三。
自称・神軍平等兵、自称・非国民、反天皇活動家、アナーキスト。
多臓器不全で亡くなって、ちょうど2年が経つ。
死去寸前まで院内で「バカ野郎!」と周りに喚き散らしていたと報道されてました。
昭和天皇パチンコ襲撃事件、皇室ポルノビラ事件といった過激な反天皇活動などで世間を騒がせた奥崎らしいエピソードですね。
一昨年は、見沢知廉も亡くなり、強烈な個性を持った人がどんどん減ってます。
そしてTVや映画や本なんかも当たり障りのないモノが増えていってる気がします。
そんな昨今、奥崎のドキュメンタリー映画「ゆきゆきて、神軍」は見る価値アリ。
2年前、広島サロンシネマで上映されたときが初見でした。衝撃的でした。
内容は、戦中に“敵前逃亡"の罪で二人を処刑したとされる元上官たちを訪ね、過激に詰問していくもの。
かなり生々しく記録されており、奥崎謙三という人間が良く分かります。
映画を観た後、合わせて「ゆきゆきて神軍の思想」を読む事もオススメします。